ターメリックと、その主成分クルクミノイド及び精油成分 による治療、その驚異的抗酸化効果と抗炎症効果。

ターメリック (熱帯ウコン)は、数千年前からインドアーユルベーダ医療の伝統上効果のある基本食品と言われています。 現在、現代の研究は、ターメリックの主要成分クルクミノイド及びその関係植物の有効成分の治癒力を確認し、さらにその痛みの緩和に対する効果、消炎効果、強力な抗酸化効果、さらには癌(がん)・AIDS(エイズ) に対する有用性が実証されています。それではこの痛烈なスパイスがどのようにあなたの健康に刺激を与えるか学んでいきましょう。

Muhammed Majeed博士及びVladimir Bamaev博士の長年に亘るアーユルベーダ医療に携われた両博士の豊富な治療経験と知識を Let‘Live誌の編集長 Frank Murray氏よって監修された「ターメリックと、クルクミノイドによる治療、その驚異的抗酸化効果と防護効果」と題するレポートを理解しやすいよう要約させていただきました。

著者の経歴などは巻末に記載しました。それから翻訳の過程で妥当でないと恩われた文言は修正させていただきました。適切であると判断していますが、もしそうでない場合には、ご指摘いただければ幸いです。


抗酸化性

我々の身体は、酸化性物質(発がん性物質)の影響にさらされている。

老化は、フリーラジカルによるダメージの累積である。

クルクミンはビタミンEの8倍の抗酸化作用を持つ。

抗酸化性

消炎効果

ガンに対する効果

その他の効果

ターメリック抽出物とクルクミノイドの消炎効果

リューマチ性関節炎に伴う炎症の治療でも評価される。

ガンの予防と治療

人によるクルクミンの臨床研究において皮膚がんや口腔がんが改善された。

クルクミノイドには、発ガン性物質、突然変異性物質を中和させる働きがある。

ターメリックとAIDS

クルクミノイドの内服者にCD-4、CD-8 リンパ球の増加がみられた。

クルクミンがウィルスを活性化させる酵素の働きを押さえ、HIV を防止する。

クルクミノイドの保護特性

結論的考察





ビタミンA/C/Eをはじめ、その他の抗酸化物質の役割が異なっている。特にクルクミノイドのような主要な抗酸化物質を適量摂ることで、相乗的に作用し、その効果が得られる。
食物は数千の有用な成分を含んでいるのでこれらを利用して長生きし、よりよい生活を送ることを考えなければなりません。抗酸化性栄養素を摂るには、3つの理由があります。 まず、抗酸化性栄養素は相互的・協同的に働くこと、次に、多くの抗酸化性物質はフリーラジカルによって使われた、または酸化され、犠牲になった他の抗酸化性物質をリサイクルすること、とても重要なことですが、個々の抗酸化物質はその移動、蓄積についてそれぞれが違うということです。

いくつかは、最初に水に溶けた形で、血液中で作用します。他のものは血液中の脂質中で作用します。また細胞膜で作用するものもあり、さらに細胞質中で作用するもの、いくつかは、細胞核の中で作用するものさえあります。

抗酸化物質はさらに活性酸素の種類により有効なものが異なります。ビタミンE の抗酸化性はビタミンC の抗酸化性とは違い、同じように抗酸化物質は協力しあいます。ちょうど我々が大量の野菜・果物を必要とするように特にクルクミノイドのような主要な抗酸化物質を適量摂ることが必要です。


ターメリックは、インドにおいて古くから総合医薬品として利用されています。
アーユルベーダ(インドの健康、医療システムで約6000 年の歴史がある)ではターメリックを健胃剤・血液清浄剤として内用、また、皮膚病の予防治療薬として外用しています。消化不良やガスが溜まった場合には、1日 2回 0.5 から 1g が処方されます。

また、肝臓病、特に黄疸や尿路系の病気にも処方されます。慢性の鼻炎、粘膜の炎症はターメリックを燃やした煙を吸いこむことによって多量の鼻水が排出され簡単に治療できます。またターメリックをミルクと砂糖でゆがいて、飲むのは風邪に対する伝統的治療法です。

ターメリックと明礬(みょうばん)の 1:20 の混合粉は、耳の慢性的な浸出物の治療に伝統的に使われています。さらに皮膚病にも有効であると説明されています。たとえば、生の根茎のジュースは寄生虫による皮膚伝染病に有効であり、ターメリック粉を油と混ぜ合わせたものは荒れた肌を柔らかくするのに使われます。ライム、硝酸カリと組み合わせて打撲傷・ねんざ・切り傷・化膿した傷・炎症の治療に使われます。

疱瘡(天然痘、皮膚に大きな水膨れができ粘膜状になる、しばしば痛みかゆみをともなう)には、マスタードとターメリック粉を厚く塗って苦痛・炎症を緩和し、治療を促進する方法が取られます。天然痘・水疱瘡にはターメリックで覆ってかさぶたができるのを促進します。


ターメリックの3つの主要な成分、クルクミン、demetoxy-クルクミンおよびbisdemetoxy-クルクミンで、総称してクルクミノイドといわれています。
クルクミノイドは、ターメリックに存在するポリフェノール化合物グループの総称で、科学的にその中心的化合物であるクルクミンと関係があります。3つの主要なクルクミノイドがターメリックの中から分離されました。クルクミン、demetoxy-クルクミンおよびbisdemetoxy-クルクミンです。この3つのどれもが、トレードマークである黄色の着色をターメリックに特に根に与えます。


抗酸化性
酸素は代謝に関し機能し、私たちの身体に決定的に有用です。代謝はそれなりの代償を払わねば機能しません。酸素の消費に関しての代償は酸素副産物と呼ばれています。それらは廃棄物(活性酸素)として表れ、我々の身体を汚染し細胞中のDNA(遺伝因子物質で細胞の制御の設計図ともいえる)、タンパク質、脂質、その他の分子にダメージを与えます。

微生物的感染のような外部からの侵入に対する身体による防護も代謝が必要です。実際、このような防護機能は普通酸化物を生成し、これらは侵入してきた細菌を殺します。しかし同時に他の酸化物がするように体細胞を傷つけます。

身体の炎症、よくある種の病気(たとえば関節炎)による炎症、感染病、外傷の治療は身体の防御作用の発見ですが酸化性物質を発生し、治癒と平行して細胞膜・組織にダメージを与えます。それらは炎症につながります。静穏な炎症は治癒の過程において必要なものですが、連続的な炎症は慢性のリューマチやそれに伴う痛みにつながります。


我々の身体は、酸化性物質(発がん性物質)の影響にさらされている。
他の酸化物発生源は酸化還元酵素といわれるものです。それらは肺・肝臓中に豊富に存在し、身体を食物、水、空気などから入ってくる毒から守るものです。ここでも身体の必要で有効な機能に関し代謝が関連します。これらの除毒酵素が働くと酸化性物質が発生します。

身体は内部からの酸化性物質のダメージだけではなく外部からの影響に、さらされています。過剰の鉄・銅のような金属およびそれらの塩は酸化性物質を生成することができます。たとえば、通常の量より多くの鉄を摂取している人は、鉄の蓄積により、ヘモクロマトーシスが成長します。このような条件では、副作用による酸性物質の存在下でガン・心臓病の危険が増大します。

我々の通常の食物もまた、外部要因による酸化性物質の重要な原因です。上に述べたような鉄・銅以外にも、酸化された脂肪のように多くの食物原因物質があり、トロイの馬のように身体に入って危害を与えることができます。

他の重要な“外的”酸化性物質生成要因は、窒素酸化物です。この化合物はスモッグ・タバコの煙に存在します。たばこの煙からの酸化性物質は、米公衆衛生報告書によってガン、特に肺ガンまた、心臓病、脳溢血の主要な原因に関係していることが報告されています。


クルクミノイドは、フリーラジカルによるダメージを停止させる抗酸化物質です。
もっとも普通の通常の生活から発生する酸化性物質の形態の例としては、過酸化物、過酸化水素、水酸化ラジカル、過酸化脂質があります。 いわゆる単酸素分子が体内の防御反応の1 過程で生成されるものの例です。

このような酸化性物質は、フリーラジカルといわれます。すなわちラジカルは安定な分子の反対語であり、フリーということは周囲の細胞を不安定にするまたは、ラジカルを発生させる連鎖反応を体内でおこす意味があります。この反応がもし停止しなかった場合、細胞膜または内臓の変質に結びつきそれは、時に臨床報告にいう慢性炎症・心臓病老化・組織されない細胞成長すなわちガンに結びつくものです。

クルクミノイドのようなフリーラジカルによるダメージを停止させる抗酸化物質の必要性は、よく認識されています。抗酸化は、酸化性物質の最初の生成を防ぐか、または最小限とすること、または、現存する体内のフリーラジカルを中和することで達成されます。


クルクミノイドは、体内外からの影響から体内の細胞・細胞膜・内臓を守る自然植物の化合物です。
以下の節で学ぶことになりますが、クルクミノイドは他の抗酸化剤と違い、上記のどちらかに反応をも起こすことができます。クルクミノイドはその広い反応機構により適切に“バイオプロテクタント”と呼ばれます。それらは、体内および体外からからの影響から体内の細胞・細胞膜・内臓を守る自然植物の化合物です。

やけど、温度ショック、放射線などの外傷により、フリーラジカルがどのようにダメージを与えるか、順序立てて説明します。

@ 痛みを感じる。
A 食細胞(免疫反応をもつ白血球)が活発化し、ダメージを起こすフリーラジカルを生成する。
B 脂肪酸が生成され、続いて体内から炎症物質(プロスタグランジンおよびlencotriene)が生成される。これらは、フリーラジカルの生成を促進する。
C 体内の抗酸化防御源たとえば活性酸素性剤に対する抵抗性機構の減少。
D 抗酸化性物質による防御機構の減少による酸化性のストレス。


老化は、フリーラジカルによるダメージの累積である。
年をとるプロセスには、細胞・細胞膜・内臓に対するフリーラジカルによるダメージを累積したもののよい例となっています。人間の身体には、フリーラジカルに対し対抗する反応が組み込まれています。しかし、残念なことに、抗酸化防御反応は、歳を取ること、病気、または両方の原因によって徐々に衰えていきます。

細菌・ウィルスの感染に伴う炎症、ガンの進行は体内の抗酸化防御システムの消耗に寄与する条件になります。幸いなことに、ある種のビタミン・ミネラル・ハーブおよびその関係物質たとえばポリフェノール・フラボノイド・カロチノイドはフリーラジカルを中和する、または、掃除する能力があります。


他の抗酸化性物質と違い、多くのよくない特性をもったものを吸収してフリーラジカルの生成を防ぐ。
多くの研究者がクルクミノイドの抗酸化性を確信させる証拠をそろえています。ターメリックもクルクマも過酸化、水酸化ラジカルのようなフリーラジカルを抑制しました。これもフリーラジカルを発生させる、脂質の過酸化物化を防止するクルクミンの抗酸化特性はよく理解されています。

他の抗酸化性物質と違い、あのような異分子に対し“清掃効果”を持っており、ターメリックのクルクミノイドはその活性を興味深い方法で発揮します。それはいわば、“内密に”お互いに連合しながら“トラブルメーカー”の可能性をあるものに立ち向かいます。潜在的ラジカル分子と結合するのですが、クルクミノイドは多くのよくない特性をもったものを吸収することができ、このようにしてフリーラジカルの生成を防ぎます。


クルクミンはビタミンEの8倍の抗酸化作用を持つ。
ある研究では、クルクミンはラットの肝臓細胞で脂質の過酸化物化を抑制し、強力な抗酸化性を示しました。スパイスの精、たとえばグローブのアレルゲン、カイエンヌペッパー(唐辛子)のカプサイシンの脂質の過酸化物化に対する抗酸化能力がクルクミノイドと比較されました。

クルクミンはこれらのうち最も高い脂質の過酸化物化を防ぐ能力を持っていました。同じようなクルクミンを含む比較研究が、脂溶性ビタミンEについてなされましたが、結果、クルクミンはビタミンE の8 倍の脂質の過酸化物化を防ぐ能力を持っていることがわかりました。


細胞膜破壊フリーラジカルの生成を防ぐだけではなく遺伝子DNAの変化をも防ぐ。
クルクミノイドのフリーラジカルに対する対抗力生化学的効果が炎症および腫れについて動物モデルにより評価されました。炎症は、過酸化脂質のレベルの上昇にともなうことがわかっていますが、これは炎症を起こした細胞膜からだけでなく、肝臓から生成されます。

クルクミンを与えられた動物は、過酸化脂質のレベルが下がり、これに伴って炎症がひいてくることがわかりました。これらの研究は、クルクミンが細胞膜破壊フリーラジカルの生成を防ぐことを示しています。細胞膜の培養研究ではラットとマウスの肝臓細胞を種々の濃度のクルクミンの存在下で培養し、過酸化脂質の生成を防ぐことを示しました。

クルクミンは、酸化によるダメージだけではなく遺伝子DNAの変化を防ぐことが繊維芽細胞(結合組織のもととなる細胞)の培養実験によって示されました。クルクミノイドの抗酸化性は、貯蔵中に油または脂肪の酸化防止、悪臭を防ぐ自然の食品添加物として使われていることから帰結されます。それで、ターメリックを食品として使えば、細胞膜を破壊するフリーラジカルを防止することができます


自然にあるクルクミノイドの複合体のほうがより抗酸化性に優れている。
化学的に言えば、クルクミノイドはポリフェノールと言われる化合物の中に分類されます。ターメリックの中で見つかっている 3種類のポリフェノールの中では、ビスデメトキシクルクミン(bisdemetoxy-curucumin)が最高の抗酸化性を持つとされ、ついで、デメトキシクルクミン(demetoxy-curcumin) 最後にクルクミン(curcumin)となっています。

しかしながら、このデータは、クルクミノイドがほぼ同じような抗酸化性を持つという実験、と整合性がとれていません。植物化学品の製造メーカーであるサビンサの研究によれば、それぞれのクルクミノイドは抗酸化性を示しますが、自然にあるクルクミノイドの複合体のほうがより抗酸化性に優れていることを示しています。

試験管による研究ではラジカル分子にそれぞれのクルクミノイドを添加する事により添加量に依存してはっきりしたラジカルの中和作用を発揮します。テトラヒドロ-クルクミン(tetrahydro-curcumin)がもっとも効果的であり、続いてビスデメトキシクルクミン、デメトキシクルクミン、クルウミンの順になります。

テトラヒドロクルクミン(クルクミンの水素化合物)は抗酸化能力が高くかつ、黄色の発色がありません。そのため今までは、合成抗酸化性物質が使用されてきた色の薄い食物、化粧品用途への供給が可能です。他の研究ではクルクミノイドの混ぜ合わせ方によって、違ったフリーラジカルを消す能力を発揮すると共に、ラジカルの生成を押さえる能力があることが示されています。


水溶性ペプチドを持っているターメリンは、強力な抗酸化剤である。
ターメリックのさらなる分析によりポリフェノール以外にも、抗酸化性を持つ水溶性ペプチドを持っていることがわかっています。これはターメリンと名付けられ、熱に安定で環状ではなく40 のアミノ酸残基をもっていて、酵素であるトリプシン・ペプシンのタンパク質反応に対抗することが知られています。ターメリンはターメリックの中に0.1%存在しますが、これは、クルクミンまたはブチルヒドロキシアニソール(酪酸の水和物BHA)より強力な抗酸化剤であることがわかりました。ターメリンはメチオニン(硫黄をもつアミノ酸で抗酸化物として知られている)が豊富でこれが、ターメリンの抗酸化性の一部を説明しているといえます。

概説すれば、クルクミノイドの抗酸化性の機構は、一つまたはそれ以上の以下のような相互作用によります。

@ 酸化アタックをじゃまして、発生を防止するか、限定する。
A フリーラジカルを掃除するまたは中和する。
B フリーラジカルにより発生する連鎖反応をとめる。

ターメリックとその有効成分クルクミノイドおよび水溶性ペプチドターメリンは抗酸化性を持ち、実験室でも、体内でも効果的にフリーラジカルによるダメージを防止します。


抗酸化性
クルクミノイドは臨床的研究により安全で効果的な抗酸化剤であることがわかっています。細胞膜を傷つけるフリーラジカルの生成、特に心臓血管の病気の原因とされている脂質過酸化物の生成を押さえる能力のあるクルクミノイドの抗酸化性は関連の化合物の中でも有名です。

心臓血管病は動脈の管壁が継続して狭くなることで発生します。コレステロールのプラークが動脈に推積するのは、酸化されたコレステロールが血のなかに生成することから始まります。臨床的な研究では、血中のコレステロールの過酸化を評価するのには血中の過酸化脂質を測定すればわかります。

1 日500mg のクルクミノイドを健康な成人に7 日間投与することにより、血中のコレステロール濃度だけでなく血中の過酸化脂質が確実に低下することがわかりました。それで、この研究の著者は心臓血管病の予防にクルクミノイドを使う可能性を示唆しています。

前述の情報はクルクミノイドの有効性は心臓だけといっているのでしょうか、たとえば血清コレステロールの安全なレベルへの低下は、動脈硬化の予防につながります。また、クルクミノイドは現代社会に多い心臓血管病の原因とされているフリーラジカルの活性を中和する能力を持っています。


消炎効果
ターメリックおよびクルクミノイドの他の主要な生物学的特性としては、その消炎効果をあげることができます。ステロイド薬、インドメタシン・フェニルブタゾンのような非ステロイド薬と比較されます。クルクミノイドは体内で炎症物質の合成に係わる酵素を抑制します。 たとえばクルクミノイドはいくつかの炎症プロスタグランジン・leukotriences の合成を防ぎます。

クルクミノイドの全体の消炎効果はその抗酸化性と関連しています。たとえばクルクミンは脂質過酸化物の抑制をする事が知られていますが、消炎性だけでなく抗酸化性にかかわっています。クルクミンの消炎特性の試験が臨床的にリューマチ関節炎の患者に 2重盲検法によって実施されたときすべての患者においてクルクミンは明確な改善を見せました。また、治癒薬はフェニルブタゾン(消炎特性、鎮痛特性により知られた処方薬)に比肩します。


ガンに対する効果
ターメリックの栄養学的効果とクルクミノイドの抗発ガン性によりガンの成長を防ぐ、抗突然変異誘導物質が遺伝子物質のダメージを防止するということが最近の研究の主張になっています。研究室の動物ではターメリック抽出物とクルクミノイドのどちらもが発ガン性・突然変異性を抑制することが証明されています。

クルクミンは、口腔ガンの患者に試験されました。幾人かの患者は数日中に劇的に改善しましたが、他の患者は徐々に治療に反応してきました。クルクミンを慢性喫煙者に投与すると煙草の突然変異物質および発ガン性物質を無毒化する酵素を強化するだけではなく、尿から排出される、たばこ突然変異物質の明確な減少(30 日の後に約40%)が見られました。


その他の効果
実験室では、クルクミノイドは抗微生物性があることがわかっています。クルクミノイドを含むターメリックの抽出物はグラム陽性菌・グラム陰性菌、菌類、腸に寄生するエンタモビアのいずれもそれらを抑制します。

実験室の試験では、クルクミンは、アフトラキシン(保存の悪い食物を汚染し繁殖するカビによって生成される毒)の生成を押さえ、抗菌性を示しました。アフトラキシンは強力な生物学的な毒で、肝臓を痛め、最終的には肝ガンに結びつきます。

胃粘膜に傷のある患者にとって上部胃腸の出血はしばしば生命を脅かす併発症です。併発症の可能な抑止力としてサウジアラビアの研究者は、動物実験ではターメリックのエチルアルコール抽出物の内服が抗潰瘍・胃粘膜の保護によいと報告しています。

最後に、クルクミノイドの特性で現在注目されているものは、その抗HIV(ヒト免疫不全ウィルス)効果で実験室内で実証され臨床的に実験されています。これはターメリックとAIDS のセクションで詳しく述べます。


ターメリック抽出物とクルクミノイドの消炎効果
炎症は、複雑な一連の反応の結果であり、および細胞膜のダメージによる身体の免疫反応によって引き起こされています。多くの病気、物理的外傷(手術も含む)が炎症につながります。これらの反応は治癒過程が始まるのに必要なものとはいえ、時には病気が治らないような、信じられないほどの悲痛な状況をしばしば発生させます。

コルチゾンのようなステロイド系薬・フェニルブタゾンやインドメタシンのような非ステロイド系の(NSAID's)が臨床的に炎症を抑えるために使用されます。しかしながらこの多くが危険な副作用を持っています。一方クルクミノイドやその他のターメリックの関係物質は自然の炎症効果で知られています。実際ターメリックはアーユルベーダ医薬品として使用された、最も古い消炎剤の一つです。

ターメリック抽出物・ターメリックからの揮発性の油・クルクミノイドはそれぞれ別の実験条件において動物実験の結果、消炎効果があると言われています。


リューマチ性関節炎に伴う炎症の治療でも評価される。
ターメリックはまた、リューマチ性関節炎に伴う炎症の治療でも評価されました。ホルマリン誘発リューマチラットに対しKGあたり 3mgのクルクミノイドと 0.1mgのクルクマナトリウムを内服させることによることができました。また別の実験ではターメリックから抽出した揮発性の油を内服させることによりリューマチ性関節炎誘発ラットの炎症を減少させました。

クルクミノイドの抗リューマチ性を 2重盲検法で 49人の患者に試験しました。患者はすべてリューマチ性関節炎と診断された人たちです。クルクミノイドを 5から 6週間 1日1200mg 投与したところすべての患者の状況が明確に改善しました。それは、朝のこわばり・体力的耐久性など全体にわたるものでした。もう一度、その治癒力はフェニルブタゾンと同程度のものです。


クルクミンは動脈硬化や術後の血管狭窄の病理的変化を防止する薬剤開発の元になると期待されている。
抗酸化性物質としてのクルクミンは炎症した細胞より生成されるヒドロキシラジカルを掃除し、さらに炎症を促進する過酸化脂質の生成を抑制します。2 つの化合物は構造が類似しているためクルクミンの消炎機構はフェニルブタゾンに似ています。

最近の研究では、研究者は猫を使用して心筋(心筋梗塞の結果として発生する状況)の標準の不整脈治療薬であるキニジンとクルクミンの評価を実施しています。両方の物質とも心拍と血圧の減少とそれに引き続く心臓への制限された血流を防止しました。

クルクミンは動脈硬化および術後の血管狭窄の病理的変化を防止するよりよい薬を開発するための元型になるのではないかと期待されています。


ガンの予防と治療
発ガン性物質-ガンを発生させる物質-多様な化学物質に属し、食物および、食物汚染物質、食物添加物質、食物処理剤、環境汚染物質、合成化学物質、薬品、化粧品から生じます。ガンの発生は多くの要素が関連し、多くの段階を踏みます。

発ガン性物質は、腫瘍を発生させるか成長させ、または完全な発ガン性物質は腫瘍を発生させ、成長させる作用があります。ターメリックとクルクミノイドは限定的人体研究だけではなくいくつかの異なった腫瘍モデルにおいてガンを防止する化合物として知られています。


食物の1%〜2%のターメリックを補助食品として摂取すれば、胃がん・乳がん・結腸がんを抑制することが、マウスによる実験で観察された。
食物の1%のターメリックを補助食品としてとれば、マウスにおいてベンゾピレン(煙草の煙の中にある高度に有毒な物質で胃ガンを発生する可能性がある)誘発の胃の腫瘍、加えて乳房の腫瘍を抑制します。さらにターメリックの水抽出物を与えることにより胃の腫瘍を抑制します。

他の研究では、胃ガンが発生する前後に日常の食物の2%までクルクミンを加えて実験しており、両実例とも腫瘍の成長速度の減少が観察されています。食物の0.2%のクルクミンを加えたラットの実験では、結腸(ガン性の有害な成長が結腸に発生すること)への成長プロセスが抑制されたことが観察されました。


人によるクルクミンの臨床研究において皮膚がんや口腔がんが改善された。
臨床研究では、5%のクルクミンを含む局所軟膏を62 人の患者において皮膚のガン状のはれに適用したところ、腐敗臭、かゆみ、痛み、病巣(傷)からの液体の排出の減少が大部分の患者に見られました。腐敗臭は90%以上の患者で減少し、痛みとかゆみは50%でした。液体の排出は70%のケースで減少しました。

ターメリック抽出物単独で、または、キンマの葉の抽出物との組み合わせは強力な発ガン性物質(ニトロソアミン派生物)によるハムスターの口腔の粘膜の誘発腫瘍に有効でした。クルクミンはラットの口腔の粘膜に誘発した腫瘍に対し、他の強力な発ガン性物質(ニトロキノリン派生物)の活動を抑制しました。

臨床研究では、口腔ガンの患者に対しクルクミンの有効性が試験されました。100人の患者に500mg のクルクミンが1 日3 回30 日投与されました。かなりの数の患者がクルクミンの養生で改善し、15 日間以内に劇的改善を見せました。他の患者は30日間の治療期間中によりゆっくりと反応してきました。


クルクミノイドには、発ガン性物質、突然変異性物質を中和させる働きがある。
研究室では、マウスに対し発ガン性物質を使用しましたが、クルクミンは胃、十二指腸、結腸を含む胃腸の腸管における腫瘍の発生頻度を押さえただけでなく、腫瘍のサイズを小さくしました。これはまた同様の研究に立脚すれば、クルクミンは、ある種のガンに対抗するチャンスを増加させる有望な栄養物質とみられます。

この観察は豊富なクルクミノイド源であるターメリックが、充分確立された食材であることから、特に重要なものです。ターメリック抽出物およびクルクミノイドの抗発ガン性は、よく研究されている遺伝子の突然変異を防止する能力により、一部説明可能です。

突然変異は細胞内の命令センターでの遺伝子の変化で、結局これを通じて続く細胞の生成につながります。この変更された細胞生成はガンの場合、管理できない細胞の成長に帰着します。その抗突然変異性の例としてクルクミノイドはマウスの骨髄(骨髄は新しい血の細胞を生成します)におけるカプサイシン誘発突然変異を防止することが掲げられます。

ターメリックの豊富な食物で飼育されているマウスは、発ガン性物質と接触しても発ガン性物質だけでなく低いレベルの変異した代謝物を排出するにすぎません。この報告および他の実験により、発ガン性物質、突然変異性物質はクルクミノイドの活動により中和されるということがいえます。


クルクミノイドは、有力な腫瘍抑制物質であり、ガンに対する化学予防薬であることが示された。
臨床的には、クルクミンの抗突然変異性をインドにおいて16 人の慢性的喫煙者によって調査しました。1 日1 人あたり1.5g を30 日投与しました。この療法により、尿から排出される煙草関連の突然変異源が明確に減少しました。(30 日で薬40%)おそらく、煙草に含まれる発ガン性物質、突然変異源を無毒化する薬品代謝酵素を増強する事によるものと考えられます。加えて、ターメリックの水抽出物も突然変異源の活動を抑制します。

クルクミノイドの抗発ガン性、抗当然変異性に関し考慮せねばならぬ他の重要な領域は食物の調理に関わるものです。食物の栄養は調理により変化します。それはピロリシス(遂語的に熱によるその原構造の分解)と呼ばれます。結果として食物の構成要素は変化して発ガン性物質、突然変異源、糖尿病誘発因子を含むようになります。

クルクミノイドは突然変異に関わるピロリシスを抑制し、食物の特性を守ります。この結果はターメリックを食品添加剤として使用することは健康に有効であることを示します。先に述べたように、ターメリック抽出物 (精油成分等) およびクルクミノイドが保存の悪い食物に生えるカビから発生する一般的な毒であるアフロトキシンを抑制できることからこれは既に発見されていると言えます。

我々の呼吸する大気中に窒素酸化物が過剰にあるとその派生物質は慢性的炎症を引き起こしますが、DNA のダメージにつながることがわかっています。これらの化合物はさらにガン腫瘍の促進物であることが知られています。実験室での研究では、クルクミノイドが窒素酸化物派生物質の生成を50%程度押さえることが知られています。

この節および前節における検討により、クルクミノイドが有力な腫瘍抑制物質であり、ガンに対する化学予防薬であること、さらに抗炎症抗酸化の能力があることが示されました。詳細な研究が抗酸化性、抗ガン性を持っているとされるクルクミンとビタミンC(アスコルピン酸)についてなされましたが、アスコルピン酸とクルクミノイドはガンに対し防護する役割を持つと言えます。


ターメリックとAIDS
免疫システムのうちもっとも洗練された活動をするCD-4 およびCD-8 細胞は、免疫細胞の略語としてT-リンパ球と呼ばれます。T-リンパ球は全体の免疫システムを調整して指揮官のような働きをします(それは、一連の将官の管理をします)。

リンパ球の一種のT細胞の表面にある分子、CD4陽性細胞は主に抗体を作る命令を出し、CD8陽性細胞はウイルスに感染した細胞を直接攻撃する機能などをもつ。


この調整システムに関しては、T-リンパ球は2つに分かれT-ヘルパー(CD-4)とT-サプレッサー(CD-8)リンパ球に分けることができます。T-ヘルパーは特に侵入してきた微生物に対し防護するため免疫システムを活性化します。

T-サプレッサーはこの活動を、免疫システムが身体に向かわないよう停止します。T-ヘルパーとT-サプレッサーのバランスのとれた動きで免疫システムの自己調整がなされます。自己調整はこの反応の最も重大な機能です。

HIV 感染、特に発症しているAIDS 患者では、ウィルスによってT-ヘルパー(CD-4)細胞の無能力化が進み、破壊されてしまいます。感染の最初の標的となってしまいます。現在のHIV 感染からAIDS 発症となる基準は、血中のCD-4 細胞の数が1ml 中200 を切った場合です。

CD-4細胞数の低い患者では、種々のウィルス・細菌・寄生虫による感染から身体を守ることができません。微生物が弱った防御システムを打ち破って身体に侵入するのです。そのためこれらの感染は、防御システムの弱点をねらった日和見感染と言われます。


クルクミノイドの内服者にCD-4、CD-8 リンパ球の増加がみられた。
先に述べた研究において、18 人のHIV 感染者にクルクミノイドの内服を約20 週間継続しましが、プラシーボ薬(比較する為の偽薬)を投与された患者と比較して、明確なCD-4およびCD-8細胞の増加が見られました。

結果的にこの予備的報告の著者は、クルクミンが、CD-4、CD-8 の数の低下した患者に対し、安全で効果的な治療法であると結論づけています。

研究室におけるターメリック派生物の研究では、クルクミン化合物がHIV 感染を妨害し、CD-4、CD-8 リンパ球の減少を防ぐ、可能な機構を示唆しています。HIV は完全な寄生者で、生体の細胞に組み込まれなければ生きていけません。


クルクミンがウィルスを活性化させる酵素の働きを押さえ、HIV を防止する。
ウィルスが体内にすみかを作る過程はHIV の感染にほかなりません。このプロセスの重要なステップは、ウィルスの遺伝子が、細胞内の遺伝子-細胞の生体活動の命令センターに組み込まれる(インテグレース酵素により促進される)ことです。

この組み込みが完成すると、遺伝子が細胞ではなくウィルスに仕えることとなります。これが“舵のない細胞”すなわちCD-4、CD-8 細胞の減少につながるのです。1995 年にはクルクミンがインテグレース酵素の活性を押さえるためCD-4、CD-8 細胞のなかにすみかを作ることができずそのためHIV を防止するという研究が発表されました。

これらの研究の重要性は、ターメリック派生物が抗HIV のBRMs(生体応答調節剤)である可能性があることが明らかになったことである。

ある抗体、サイトカインや他の免疫システム物質は癌治療に使用するために研究所で作り出すことができます。これらの物質はしばしば生体応答調節剤(BRMs)とよばれます。BRMsは体内の免疫防御と癌細胞が増殖する間の相互作用を変化させたり、病気と戦う体の機能を回復させたりします。BRMsにはインターフェロン、インターロイキン、コロニー刺激因子、モノクローナル抗体、ワクチン、遺伝子療法や非特異的免疫賦活剤が含まれます。


ターメリック派生物は一方、特効薬的な機構でHIV と闘うのではなく、ウィルスに感染した生態系の自然な反応を管理する方向でHIV と戦います。興味のもてることはクルクミノイドの生物学的性質がHIV 感染の独立した治療薬としてだけではなく、抗ウィルス剤が本質的に持っている毒性を消すため、これに付加する処方として研究されていることです。


クルクミノイドの保護特性
クルクミノイドの最近発見された特性、抗酸化性、消炎性、抗ガン性、抗変異性は保護するという形で性格付けられます。ターメリックのこの特性は、食物保存剤としての古くからの役割が示すように、スパイスが体内の生物分子を変化させない特性によるものです。

興味深いことに、食物の傷みを防ぐことと、栄養物を組織化された状態に保ち、細胞膜を衰退から防ぐこととは非常によく似ています。例えば、ターメリックの食肉のタンパク質を守り悪臭を防ぐ特性は、酸化脂質、フリーラジカルを少なくすることに他なりません。これはラジカルで破壊された食物ではなく、きれいな栄養を摂取することです。


クルクミノイドは生細胞の機能を保護し、不要物の排泄を助けます。さらにグルタチオン、S-トランスファラーゼなどの酵素レベルを高めることで、免疫システムの機能を高めます。
研究者はターメリックが食物の新鮮さを保つことと、生体細胞を衰退という病気から守ることとは同じ領域に属するものと考えています。臨床的、研究質的研究はターメリックまたは、クルクミノイドを含んだ栄養補助食品は、生細胞を守り安定化することを示しています。クルクミノイドのこの安定化効果は、抗酸化性、ガン抑制、突然変異抑制効果により説明できます。

ターメリックとその活性物質クルクミノイドは2 つの方法でその能力を発揮します。直接的に生細胞の機能を保護します。間接的にその不要物の排泄を助けます。さらに免疫システムの機能を高めます。たとえば研究室の実験動物にクルクミノイドを与えると、重要な解毒効率の指標であるグルタチオン、S-トランスファラーゼ、などの酵素レベルを高めることになります。このようなシステマチックな清掃効果が、生システムの無欠性を守ることとなります。


クルクミノイドは科学的薬品と同時に使用するとその効果を強め、毒性を低くする。
さらに、食物の栄養素を守り、身体にダメージを与えるフリーラジカルから守る以外にクルクミノイドは科学的薬品と同時に使用されるとその効果が強まり、毒性が低くなります。同様に実験動物を環境毒、たとえばアフラトキシンがクルクミノイドの強化された食物に加えられました。アフラトキシンの毒性は、クルクミノイドにより明確に低減されました。

研究室において、クルクミノイドはある種の薬の物理的、科学的性質を劣化から防ぐのに明確に有用でした。たとえばクルクミンをnifedipine(心臓血管の薬)加えたところ紫外線による劣化を防ぎました。この防護効果はクルクミンの濃度が高いほど顕著でした。この薬はカルシウムチャネルブロッカーであり、一種の心臓血管病である狭心症に使用します。

このようにクルクミノイドは、加齢、病気、副次効果として薬品の影響などに対し生体システムを内部から、外部から守る化合物として注目に値するものであることが証拠だてられました。


結論的考察
抗酸化物質は、様々な形で我々と共に存在してきました。数千年前から、人類は抗酸化物質を含む食物をその栄養的特質を意識せずに消費し、抗酸化物質はその役目を果たしてきました。最近までフリーラジカルの健康への影響度合いは知られていませんでした。しかし、現在では大量の研究によりこの心得違いの分子が加齢の促進に大きく影響していることが示されています。また、フリーラジカルは、加齢に伴う多くの健康障害に、目立たないけれども重要な役割を果たしています。

ターメリックはエジプトのファラオの時代、インドのラジャの時代からの古いスパイスです。食物のフレバリング、医薬品として長い間使われています。しかし科学的研究により、その素晴らしい抗加齢(老化予防)、健康促進の秘密が解きあかされました。

抗酸化物質、正確にはクルクミノイドの形をとって現れました。それは、単独でフリーラジカルを抑制しますが、C3複合体のような組み合わせの形を取ったとき、この踏み誤った分子を抑制する効果が3倍も高まります。常にこの物質をとっていれば、総合クルクミノイドは、奇跡的なこと、すなわち身体が精力的に感じられ、すばらしい外観にする事を可能にします。

補体(ほたい)とは免疫反応を媒介する血中タンパク質の一群で、動物血液中に含まれる。抗体が体内に侵入してきた細菌などの微生物に結合すると、補体は抗体により活性化され、そして細菌の細胞膜を壊すなどして生体防御に働く。



【著者】

Muhammed Majeed博士
工業医薬の博士号をニューヨーク St.john's 大学にて取得。アメリカにおいて15年以上ファイザー/カーター・ワランス/パコリサーチのような有名製薬会社において薬学の研究に従事した。Majeed 博士はアーユルベーダ医療における生薬の薬学的特性について広範な知識を持つ。

Vladimir Bamaev博士
キング郡病院および、ニューヨークDownstate Medical Center にて、臨床医学、解剖病理学の訓練を受けた。博士号は免疫薬理学によるものである。博士は伝統的医薬、特にアーユルベーダおよびチベット医薬について多くの著書・記事を執筆している。

Frank Murray −Let‘Live誌 編集長

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